碇敏之ふつうのおじさん 社長ブログ

2017.09.06

自分的にはナイスサイズの布団

昔の話ですが、高校時代に寮生活をするため、入学の時に寮で使用するための布団を新調することになりました。

 

布団を新調するにあたり、大きさや重さなどリクエストがないか聞かれたので、掛布団は羽毛で軽すぎず(軽すぎると首元や隙間から冷たい空気が入り込むのと、寝返りがしやすくなるので布団を跳ねのけてしまう事が多いと予想したため)敷布団に関しては肩幅より少し大きめのサイズ(通常の半分ほどの幅しかない物)をリクエストしました。

 

最初は「ハァ~」と言う感じで笑われましたが、この時の自分はどうしてもこのサイズの布団で試したいと考えていました。

 

理由は幾つかあって、先ずは掛布団でもあったように寝相のことですね!(決してもともと寝相が悪いわけではないのですが、何故か寝た時と同じ状態で起きると妙に納得感がありました。)

 

また、もともと狭いところが意外と好きで(昔から図体は大きいのですが)隙間に挟まったり、うまいこと角やヘリにはまるのが結構心地良かったりしていました。

 

なので敷布団のぎりぎりサイズにはまるのは何か無性に心地良かったりしました。

 

 

それに輪をかけて綿の量が通常の半分で済むと言うのは仕立てるにも材料が少ない分値段も多少安くなりました。

 

それと、これは後になってから分かったのですが、寮では半年に一度部屋替えがあるのですが、その時の移動が布団が軽量化されている分簡単にできたのも覚えています。

 

人間にとって効率と無駄はどちらも必要な事ですが、バランスをとるうえでも両方試してみて初めて見えてくるものだと思います。なので今まであるものが当たり前なのではなく、それに抗って気づけることもたくさんあると思います。

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