碇敏之ふつうのおじさん 社長ブログ

2017.03.17

エリンギって何か卑怯~

ここ近年でキノコの一種である「エリンギ」を見かけることは多々あると思います。

 

そもそもこれが何故卑怯かと言うと、キノコとしての使われ方に些かな疑問があるからです。

 

味で言えばシメジやマイタケなどありますし、出汁で言えばもちろんシイタケ、香りはトリュフやマツタケといった定番の物がありますよね。

 

それでいてエリンギは図体が大きい割に味も香りもいまいち主張がなく、ただキノコとしての食感があるだけの物。これが、価格が安いからかやたらと色んな料理のキノコとして使われているのをかなり多く見かけます。

 

結果的に料理全体のコスパが良くなるせいなのか、本当によく使われていますよね~。

 

絶対にエリンギを使いたいから入っていると言うよりは、キノコとしての食感を他の具材に負けないようにしているに過ぎず、香りや味であれば他のキノコの方が断然に美味しいと思います。よく言えば心強い料理人の味方なのかも知れませんが、自分としては元々使いたかったキノコ類でしっかりと料理を完成して欲しいのと、できればエリンギそのものにももう少し食感以外の特徴を持って欲しいと思います。

 

エリンギに罪はないんでしょうが、個性が無いのもまた個性とか言わず、もう少しエリンギ自体に何かが欲しいと感じています。

 

※あくまで全て主観ですので、エリンギ好きの方や料理人、生産者、販売関係者の方々、気を悪くしていたらごめんなさい。私はエリンギのエリンギによる主張を強く期待する者です。

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