碇敏之ふつうのおじさん 社長ブログ

2021.11.10

沖に出たとき、魚の視点になることがあるんです

もうすでに知ってくれている人も増えたと思いますが、私は平均して週に1回以上海に出ています。

 

なかでも海に出て釣りをすることが多いです。

 

ふと魚視点に立って考えてみると、突然大型魚に捕食されかけたり、夜、暗闇の海で泳ぎまわって餌を食べたり、警戒して隠れたり、荒波のなか潮にもまれたり流されたりと、日々そんなギリギリの状態が繰り返されているなか、生死の際で何年も生き延びてきて……。

 

そんな姿に会えたときは感慨深いものがあります。(結果的には志半ばで釣られてしまいましたが)

 

 

もし、人間の状態で暗闇のなか海に飛び込んで遊泳したり、荒波のなか泳ぎ続けたりするとしたらどうでしょう?

 

生存確率はかなり低いような気がしますね!

 

精神的な追い込まれ方も尋常ではないでしょうね~

 

そう考えながら釣り上げた魚の処理をするのです。

 

 

血抜きという作業のときいわゆる血生臭さはありますが、数々の危機危険を潜り抜けてきたであろう光景がフラッシュバックしてきそうな、生命力を感じられるような~

 

生き抜いてきた潮の香りがするような~

 

血の匂いだけでなく魚の種類や個体差によって微妙な匂いの違いがあったりと、自分勝手な妄想と、命を頂くということの責任の重さと使命感を勝手に感じています(笑)

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