碇敏之ふつうのおじさん 社長ブログ

2022.02.09

法令は読み物として面白い!?

周りの人から意外に思われるのですが、自分は昔から法令(法律を含む)は読み物としてすごく面白いと思っています。

 

 

内容一つ一つを読み解いていくと面白いです。

 

区分など表になっている事項でも「……等」や「……含む」など意外と曖昧な表現があったり、逆に書いていないことで新しく開発されたものが適応外になっていたりと、取り扱いから漏れてしまっている場合があります。

 

結局は法律って人によって作られたものであり、宇宙誕生以来の真理ではない。

 

国々や地域独自のものもあり世界共通ですらない。

 

ましてや新しく法律が制定されるまでには事象や事例が増え、検討に検討を重ねてから何年も経って制定されますよね。

 

結果として状況も刻一刻と変化している今の時代背景では、法が適応される頃には更に事情も異なることも明らかだと思います。

 

そんなタイムラグがあるものを完璧に遂行したとしても完全に何かを防げるわけでもなければ守れるわけでもないですよね!

 

 

そんな時代背景とともに作られていく法令(法律を含む)とは人間社会の歴史もしくは縮図と言っても良いのではないかと思います。

 

そんな不完全な物を不完全な自分たちが作り施行していくわけですから、ある種ヒューマンドラマのような見え方が面白いと自分は思って読んでいます(笑)

 

そんななかで、法律があろうがなかろうが人として守りたいことや重んじることもあるのも事実です。

 

ただし、人によって道徳心や正義感も千差万別なことから、法令は便利で使い勝手の良い物でもありますね!

 

そんな堂々巡りもしながら法令に関わる書物を読むのは本当に面白いと思いますね!

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