碇敏之ふつうのおじさん 社長ブログ

2022.07.13

「向こう合わせ(釣り方)」とマネジメント

釣り用語に「向こう合わせ」というものがあります。

 

そもそも「合わせ」という釣り方があり、それは魚が針を吸い込んだ瞬間に竿をしゃくりその針を魚の口に引っ掛ける釣り方です。

 

 

一方の「向こう合わせ」はその逆で、魚自身が何度か針を口の中に出し入れして、魚自身が暴れて針掛かりをするのを待つ、という釣り方になります。

 

「向こう合わせ」に適した魚に対して無理に「合わせ」てしゃくってしまうと、むしろ薄皮だけ掛かって直ぐに針はずれしてしまうか、敏感な魚は違和感を察知して逃げてしまいます。

 

ここがポイント!

 

実はマネジメントも「向こう合わせ」が基本です

 

なぜなら、いかに違和感なく仕事の面白みややり甲斐(≒責任感)を与えキャリアを積んでもらい、あたかも自らの力で勝ち取って成果がでたかのように演出するのがこの向こう合わせと全く一緒だったんです!

 

魚側としては、いち早く餌に気づいた(やり甲斐)→泳ぎが上手い(面白み)→このエサは自分の物になった(勝ち取った成果)という一連の流れを、実は人が演出している=ここがマネジメントのポイント!

 

全く同じことなんです。

 

 

釣りをやらない人はピンとこないと思いますが(笑)

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