パソコン再製品化の作業レベルを見える化し、従業員活躍の場を広げる

リングローでは、2017年3月より、社内資格制度「Master of Rebirth検定」を新設します。この制度は、リングローで働く全ての正社員と、パソコンの再製品化業務に従事する非正規社員(派遣・パート・アルバイト)を対象とし、パソコンの再製品化作業に関する筆記試験と実技試験を実施するものです。試験合格者には合格証明書が授与され、資格保有者は昇給の対象となります。正社員と非正規社員の垣根を取り払って正当に評価することで、従業員の活躍の場を広げていきます。

「Master of Rebirth検定」開始の背景

リングローのパソコン再製品化業務に従事している人数は約30名ですが、そのうちの約8割を非正規社員が占めています。

これまでは、派遣・パート・アルバイトの仕事への理解度や業務可能範囲が不明確で、それぞれの能力を最大限に活かしきれていませんでした。そこで、正社員や非正規社員という立場だけでその人の業務レベルを判断せず、可能な仕事の範囲を見える化する取り組みとして「Master of Rebirth検定」を開始します。

「Master of Rebirth検定」という名前には、パソコンを「Rebirthさせる=再び命を吹き込む」ことの「Master=プロフェッショナル」になって欲しいという想いが込められています。

「Master of Rebirth検定」概要

パソコンの再製品化業務における5つのエリア(荷受け、検査、クリーニング、インストール、出荷・梱包)が設定されており、それぞれに対して筆記試験と実技試験を実施します。

筆記試験は公開されている教本の範囲から出題され、実技試験は1名の受験者に対し2名の試験官が作業の様子を見て判定します。

 

対象:リングロー正社員、パソコン再製品化業務に従事する非正規社員(派遣・パート・アルバイト)

受験資格:資格保有者(現時点では代表の碇)からの推薦を得た者

受験料:無料

試験時間:1エリアにつき筆記試験15分間、実技試験30分間

昇給:月給受給者 1エリア合格につき毎月2,000円付与

    時給受給者 1エリア合格につき時給10円昇給

 

▲クリーニング作業実技試験イメージ

代表取締役 碇敏之のコメント

今回の社内資格制度を一言で表現すると「創意工夫」です。近年、人口減少による人材不足が懸念されていますがそれを補うためには、単純に増員するのではなく、既存の人員の生産性向上を図ろうと考えました。

また、自分の仕事の頑張りや実力が目に見える形で認められることで、モチベーションの向上につながり、結果として製品の質も良くなると考えています。

今回はまず第1弾として実施し、今後も様子を見ながら定期的に募集期間を設け、検定の実施を継続していく予定です。

会社概要

2001年7月に有限会社リペアシステムサービスとして設立。代表は元漁師で子ども6人を養っている碇敏之。主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取。これまでにリユースしたパソコン台数は1000万台を超える。2008年、埼玉県子育て応援宣言企業加入、2015年、東京都公安委員会の事務機器商許可、ネパール地震義援金寄付。リサイクルの概念と平等なIT展開が世界中に広がることを理念として積極的な活動を続けている。また、2016年4月より「人を育てる福利厚生」を提唱。

 

名称:リングロー株式会社

代表取締役:碇敏之

本社所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-77-5フォーラム・アイエス4階

事業内容:中古パソコンの販売・修理・買取

URL:http://www.ringrow.co.jp/

 

報道関係者お問い合わせ先

担当:広報課 楢木(ならき)

TEL:03-5944-8866

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E-mail: pr-contact@ringrow.co.jp