鳥取県倉吉市の廃校を利用した「山守集学校」がオープン。6月3日にメディア向け内覧会、同月5日に記念イベントを開催

集い、学ぶ場所「山守集学校」が6月5日より開校

IT機器リサイクル事業を展開しているリングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之、以下、リングロー)は、鳥取県倉吉市(市長:広田一恭、以下、倉吉市)の協力のもと、廃校利用の「山守集学校(やまもりしゅうがっこう)」を2022年6月5日より開校します。

「山守集学校」とは
リングローでは、廃校の再利用を通じて、IT普及と地域活性化を目指す「おかえり集学校プロジェクト」を推進しています。「おかえり集学校プロジェクト」とは、廃校を活用して再び人々の集う場所を目指すと共に、IT機器を役立てて地域の方々の暮らしを豊かにしたいという想いのもと始動したIT交流施設のプロジェクトです。山守集学校は、山陰地方では初、鳥取県内では第1校目にあたり、長沢集学校(山形県)、長南集学校(千葉県)、谷口集学校(富山県)、忠海集学校(広島県)、土肥集学校(静岡県)、泊川集学校(北海道)、菅田集学校(岐阜県)に続く、おかえり集学校プロジェクト第9校目の集学校です。
「山守集学校」は、廃校となった旧山守小学校を利用した施設で、4月15日にプレオープンし、すでに一部の事業活動をスタートさせています。ITに関する様々な相談事をはじめ「楽しむ」「働く・くつろぐ」「学ぶ」を軸として、地域の方々が気軽に集まることができる「ヨリドコロ」を目指していきます。

 

施設紹介

各集学校では改修工事を順次進めており、山守集学校の改修時期は未定ですが、施設コンセプトに沿った部屋を整備予定です。
具体的には、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の無料相談ができる『今日室(きょうしつ)』、お茶を飲みながら雑談や憩いの場としてご利用いただける『わカフェ』、歴代の文集や卒業アルバムなど学校時代の思い出の品を展示する『古部屋(こべや)』、集学校内の空き教室を職場としてご利用いただける賃貸教室『職in室(しょくいんしつ)』、自由に使えるWi-Fi環境などをご用意します。
プレオープン中の現在も旧職員室を『今日室』として活用し、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の無料相談を実施しているほか、空き教室の時間利用貸し出しなどを行っています。
※以下、山守集学校校舎および集学校改修例の写真。

▲山守集学校 校舎

 

▲芦田集学校「今日室」

 

集学校で過去に開催したイベント

毎年全国の各集学校では様々なイベントを行っており、山守集学校でも定期的にイベントを開催していきます。
<長南集学校文化祭>
地元の生産者の方々との交流、手仕事、様々な体験、商品の購入等を通じて参加された方々の「楽しい」「やりがい」「世代間交流」「活性化」につながることを目標として企画された本イベントは、今年5月までに計4回開催されました。各回、地域からは約50店舗の出店があり、動員数が1日あたり約1,500名にのぼる大規模なイベントです。

<子供向けワークショップ>
リングローの外国人社員と地域の子供が遊びなどを通して国際交流を図る異文化交流会(千葉・長南集学校)、2メートル四方のキャンバスに全身を使ってお絵描きをするイベント(静岡・土肥集学校)や、豪雪地帯の特色を活かした雪遊び(山形・長沢集学校)など、全国の集学校では子供向けに様々なワークショップを展開しています。

 

今後の予定

メディア向け内覧会(6月3日)、開校式・オープニングイベント(6月5日)を開催します。プレオープンの様子などの最新情報は、山守集学校が運営するフェイスブックにて発信中です。
フェイスブック:https://www.facebook.com/yamamori.shugakko

 

<倉吉市について>

倉吉市は、鳥取県中部に位置する人口約4万5千人の市です。市内には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている打吹玉川地区をはじめ、江戸時代末期から戦前までに建てられた家屋や土蔵が多く残り、その町並みは、往時の面影を残す懐かしい佇まいをみせています。
また市の南部に位置する関金温泉は、約1300年前に開かれた山陰屈指の古湯として知られ、その無色透明無味無臭のお湯は、古くから「白金(しろがね)の湯」と呼ばれており、日本名湯100選にも選ばれています。
周囲は三朝、はわい、東郷の温泉地に囲まれ、世界遺産登録運動を展開している三徳山や岡山県の蒜山高原にも隣接する自然環境に恵まれた美しい地方都市です。

<リングロー株式会社について>

2001年に有限会社リペアシステムサービスとして設立。代表は元漁師で子ども6人を養っている碇敏之。主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取。2018年4月に販売を開始した、本体と電話サポートが永久保証になる中古パソコン「R∞PC(アールピーシー)」をはじめ、廃校活用の「おかえり集学校プロジェクト」を立ち上げるなど、斬新な取り組みで業界をけん引している。2022年5月現在、10校の集学校を開校。(プレオープン含む。)2016年より独自の「人を育てる福利厚生」を提唱。

【会社概要】
・名称:リングロー株式会社
・代表取締役:碇敏之
・本社所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-1-3 メトロシティ西池袋4階
・事業内容:中古パソコンの販売・修理・買取
・URL:https://www.ringrow.co.jp/(リングロー公式HP)

 

報道関係者お問い合わせ先

■リングロー鳥取支店
担当:齋藤(さいとう)
TEL:090-9105-5739

■リングロー本社広報担当
担当:おかえり集学校プロジェクト 小泉(こいずみ)
TEL:03-6747-3600
FAX:03-6747-3620
E-mail:shugakko@ringrow.co.jp