みなさんは常に新品の物と遭遇し自分の周りに置くことはありますよね！

逆に中古の物だけで成立しているなんて人はそうはいないと思います。

さすがに食べ物や飲み物はなかなか中古だけを摂り続けることはできないですよね(笑)。

でも、改めて新品ってなんだろう？　と考えたことってありますか？

自分は時々考えることがあります。

もちろん、それがあるから今の仕事を始めたきっかけにもつながっているんですが、実は新品としての寿命は物凄く刹那的なものなんです。そう認識している人はほとんどいないのではないでしょうか。

例えば、クリスマスプレゼントやお年玉でゲーム機を買ってもらい友達に「新しいの買ってもらったんだ～」って自慢することがありますよね。

でも、友達に見せるときにはもうそれは新品ではなくなっています。

友達が来るまで封を開けずに待っていることなんかなかなかしないですよね！

なので厳密には、新品“同様の”ゲーム機を友達に見せているんです。

服だってそうです。

「これ新しいの買ったんだ」と言っても一度袖を通してしまうと、それはもう新品ではなくなってしまいます。

とくに自分たちが扱っているIT機器は本当に目まぐるしい進化をしていてもっと残酷です。

たまに言われるのが、「開発用のマシーンが必要だから最新鋭の物がほしいんだけど」というオーダー。

でも、実際には最新鋭の物を購入し部品やソフトとの相性を検証しながらやっと開発環境が整い始める頃には、さほど最新鋭ではなくなってしまっていることが多いのです。

世の中のエンジニアと呼ばれている人達の何人がこのことに気づいているでしょうか？

もしかするとそんなロスタイムも計算して最新鋭を求めているのかもしれませんが、ある程度安定した物（型落ち品や中古品）を買って環境を見たほうが時間もお金もかからないはずなんです。

でも、誰も試したことのない領域に進みたいという探求欲も分かりますし、開発者として探究心は欠かせません。

なので一概に言えないこともありますが、本当に新品とは刹那的な寿命のものだと自分はそう思います。

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